北林加奈子

展覧会の概要

MARUEIDO JAPANは、この度「感応と交信」北林加奈子個展を開催いたします。

北林加奈子は陶に糸や木、ウールなど異素材を掛け合わせる彫刻、インスタレーション、ドローイングを肌触りや気配をテーマに制作します。
本展では新作とurnのシリーズを展開させます。

是非ご高覧賜りますよう、何卒よろしくお願い申しあげます。
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Statement

ひんやりした空気の中窓辺に座っていると、
日差しが当たって、身体の片側だけがほのかにあたたかい。
明るい光が身体の深部までじんわり届いて、
そのわずかな刺激に気づき、ぴりぴりと反応している感覚がある。
微量の電気のようなものが常に体の中に流れているというのは、これのことだろうか。
目では見えない身体の奥の方に、自分のたしかな存在を感じるようでもある。

薄い布に包まれるように、私たちの存在は皮膚という膜に囲われている。
その皮膜ごしに、世界とのさまざまな交信をして、
自分の内側を意識したり、外側を意識したりする。

私たちが共有しているこの世界を、その手触りを、一つ一つ確かめる。
誰かの体に触れ、体のあたたかさを感じ、別の“内側”がその奥にあることを確かめる。

アーティスト

北林加奈子
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