影山 萌子

影山 萌子

世界に拒絶されて生きているような「実感」がずっと前からある。
それは、都市景観の理不尽なまでにめまぐるしい変化であったり、工事現場や高速道路といった立入禁止区域に囲まれて生きていることであったり、日常に顔を覗かせる些細な脅威によって少しずつ生じ、蓄積されてきたものである。
私の描く風景は、まわりの景色に対して抱く疑いや違和感による、「現実味の欠如」がそのまま現実味に取って代わり、新たな光景として立ち現れたものである。
個人が世界と対峙した時に生じる戸惑いや混乱とも言える「実感」を、克服するでも悲観するでもなく、すでにそこに生じてしまった「リアリティー」としてのみ扱うこと。
そしてそれを絵画やオブジェの形で例え、残してゆくことは、世界と、そこで生きる一人一人のリアリティーのギャップを埋めるようなことにつながっていくと信じて、制作をしている。

1994 東京都生まれ
2017 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科油絵専攻 卒業
2019 武蔵野美術大学大学院 造形研究科修士課程 美術専攻油絵コース 修了

主な展覧会

【個展】
2019 世界 武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス / 東京
2018 モニュメンタル・パーク コート・ギャラリー国立 / 東京
2016 声息地 GALLERY b.TOKYO / 東京

【グループ展】
2018 Triadic Surfaces LOKO GALLERY / 東京
2016 TENGAI3.0 hpgrp gallery NY / ニューヨーク
2017 TENGAI3.0 hpgrp gallery TOKYO / 東京

公式Webサイト

https://shadowmountainx.wixsite.com/moekokageyama

作品